寄居町の街路樹づくりプロジェクト

 埼玉県寄居町では中心市街地活性化事業により寄居駅南口が整備され、中央通り線が拡幅、電柱が地中化され、素晴らしい歩道を備えた道路が完成しました。駅から自然豊かなこの町のシンボル荒川までの結ぶこの中央通り線に、日本でも前例のない「在来種の寄せ植え街路樹」を実現するため、思いを共にする仲間が集い、NPO法人「寄居の緑と空間を楽しむ会」を結成しました。

 2022年の5月に寄居町と街路樹の維持管理を行う協定を締結。2023年4月植栽が完了。いよいよ新しい街路樹を管理、育成することを目的に活動を開始しました。

→ わたし達について

全国でもめずらしい、在来樹種・寄せ植え街路樹

 街路樹には真夏に木陰を作り、ヒートアイランド現象を緩和する役割、雨水を吸い洪水を防止する役割があります。地域の気候に合い、しっかりと根をはる在来樹種の寄せ植えにすることで、その役割をより良く発揮します。

 コナラやアカシデ、シラカシなど、寄居町の山に見られる木々。町の木のヤマザクラ等。12箇所の区画に対し、全部で実に70種類以上の在来樹種が使われます。低・中・高木を集めた寄植えは、四季折々の見頃があり、多彩な表情で町を歩く人々を楽しませてくれます。また、街路樹を森と川の中継地点として捉え、街路樹の根は鐘撞堂山から荒川までの水脈を繋ぎ、結果として川をさらに綺麗にしてゆきます。

→ 在来種・寄せ植え街路樹(制作中)

今後の展開とお問い合わせについて

 街路樹のメンテナンスに多くの人が関わることで、駅前通りをはじめ町全体が活性化し、愛着のあるまちづくりが実現します。また、寄居の自然とともに全国の皆様が楽しんでいただける、街路樹日本一の街を目指して行きます。

2023年春からスタートアップメンバーによる管理作業を行い体系化を進め会員募集の準備を進めています。街路樹に関してのお問い合わせにについてはこちらをご参照ください。

→ お問い合わせ

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